長良川鉄道関駅に鉄道ジオラマ 待合室で岐阜の旅

2019年04月24日 07:39

JR岐阜駅などに見立てた鉄道ジオラマを作る宮崎博さん=関市元重町、長良川鉄道関駅

JR岐阜駅などに見立てた鉄道ジオラマを作る宮崎博さん=関市元重町、長良川鉄道関駅

 長良川鉄道に新たな名物が登場-。関駅(岐阜県関市元重町)の待合室に、鉄道模型Nゲージのジオラマコースが設置された。鉄道模型を持参してコースを走らせることができる。27日にオープンする。

 コースは「ながてつ鉄道ジオラマ館」と命名。大きさは幅5・4メートル、奥行き2メートル。6コース(路線)があり、金華山やJR岐阜駅、長良川鉄道の駅をイメージさせる駅のほか、ひるがの高原(郡上市)をイメージした牧場、長良川沿いの峡谷のような情景、町並みなどが盛り込まれ、眺めているだけでも楽しい。

 設置したのは、名古屋市で模型店を営んでいた宮崎博さん(69)。鉄道模型の販売やジオラマ作りを手掛けていたが、昨年12月に閉店した。巨大なジオラマを「捨てるのはもったいないと思っていた。生かしてもらえたら」と長良川鉄道に設置を持ちかけた。以前から関市や郡上市に愛着を持っていたのも、設置の決め手になった。

 宮崎さんは、店内にあったジオラマを待合室の大きさに合わせるため大詰めの作業をしている。「駅構内の鉄道模型としては、中部地方で最大級ではないか」と自認する。ビルなど建物は市販品だが、山を断熱材で、高架や草木などはスポンジなどで作った。

 長良川鉄道の佐々木綱行運輸部長は「親子や鉄道ファンの来訪を期待している。常に新しい魅力、話題を提供していきたい」と話す。利用者へのガイドや維持管理は、県内外の鉄道ファンのボランティア12人が担う。

 原則、土・日曜日と祝日に営業する。利用料は1コースで1時間当たり500円(要予約)。27日に関駅でオープン式典を行う。今月末からの10連休中は毎日営業し、連休中は予約不要。


カテゴリ: くらし・文化

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