清流絵巻、令和も開演 長良川鵜飼

2019年05月12日 08:12

開幕した岐阜市の長良川鵜飼で、総がらみを披露する鵜匠たち=11日午後8時41分、同市の長良川

開幕した岐阜市の長良川鵜飼で、総がらみを披露する鵜匠たち=11日午後8時41分、同市の長良川

 1300年以上の歴史を持つ岐阜市の長良川鵜飼と関市の小瀬鵜飼が11日、両市を流れる長良川でそれぞれ開幕した。令和という新時代を迎えて初めての開催となる中、清流を舞台に人と鵜が一体となって鮎を追う幻想的な伝統漁を披露した。ともに10月15日まで行われる。

 岐阜市では午後8時ごろに幕開けし、6隻の鵜舟が観覧船と並んで川を下る「狩り下り」が行われた。鵜舟が横一列になって一斉に鮎を追い込む「総がらみ」もあり、鵜匠が巧みな手縄(たなわ)さばきを見せ、乗船客を幽玄の世界にいざなった。

 同市鵜飼観覧船事務所によると、初日は観覧船など43隻が出船、乗船客は昨年より40人多い1080人だった。観覧した会社員の女性(64)=静岡市=は「初めて見ることができて良かった。元号が変わっても伝統の鵜飼が長く続いてほしい」と話していた。


カテゴリ: 写真ニュース 社会