岐阜市「洪水マップ」更新 千年に1度の豪雨想定

2019年05月14日 09:02

新たに公表された浸水想定区域に基づいて更新した岐阜市の洪水ハザードマップ=同市美江寺町、市消防本部

新たに公表された浸水想定区域に基づいて更新した岐阜市の洪水ハザードマップ=同市美江寺町、市消防本部

 岐阜市は、「千年に1度」といわれる豪雨を前提とした長良川の浸水想定区域に基づいて「洪水ハザードマップ」を更新した。市によると、従来の想定よりも浸水区域が広がった地域もあり、出水期(6~10月)を前に、市民に周知を呼び掛けている。

 2015年の水防法改正に伴い、多発する浸水被害に対応するため、国と県は想定される最大規模の降雨による洪水で浸水する恐れがある区域を昨年度までに新たに公表した。長良川に関して、国は12時間で総雨量421ミリ程度の豪雨を想定している。公表を受け市は同マップを更新した。

 A1サイズの同マップは中心部と西部、東部、南部に分けて作製。より発生の可能性が高い従来の100年に1度の豪雨を想定した地図をメーンに据え、千年に1度の豪雨による被災エリアも掲載した。最大規模の洪水想定では、市内の伊自良川流域の多くにも被害が広がる恐れがある。

 市のホームページで紹介しているほか、市都市防災政策課などで同マップを配布している。同課の担当者は「適切で迅速な避難ができるようにまずは一度、確認してほしい」と話す。


カテゴリ: 政治・行政 社会