春季東海高校野球 組み合わせ決まる

2019年05月15日 07:30

 第66回春季東海地区高校野球大会(24日から3日間・静岡県草薙ほか)の組み合わせ抽選会が14日、名古屋市内で行われた。2年ぶり3度目の春県王者となった大垣日大は菰野(三重2位)と、3年ぶりの出場となる県岐阜商は中部大第一(愛知1位)と初戦で対戦する。

 東海4県の各県春季大会上位2校が出場。決勝以外、延長十三回からは無死一、二塁で攻撃を始めるタイブレーク制を導入。決勝は十五回引き分け再試合だが、再試合はタイブレークを実施する。

 大垣日大、県岐阜商ともに初戦は24日の第2試合(午後1時30分開始予定)。場所は大垣日大は静岡市清水庵原、県岐阜商は静岡県草薙。

◆大垣日大 150キロ右腕攻略が鍵/県岐阜商 投手陣の試金石に

 2年ぶりに春県大会を制した大垣日大の軸は、いずれも県大会打率4割を超える内藤圭史、林拓馬、小野寺優斗と続く強力クリーンアップ。阪口慶三監督も「打撃は切れ目がない」と自信を口にした自慢の打線が、菰野のプロ注目150キロ右腕・岡林勇希をどう攻略するかが見どころだ。

 県大会で目を引いたのが終盤の粘り強さ。昨秋の県覇者中京学院大中京との準決勝を含め、初戦から3試合連続八回以降に逆転。中軸以外は派手さこそないが、スクイズや盗塁を絡め、好機を確実にものにする集中力の高さはある。

 エースでもある内藤は県岐阜商との決勝で2安打完投したが、けが明けでもあり、東海では継投での戦いが予想される。県大会では好救援が続いた村田直俊や、県大会以降急成長した橋本昇樹の両左腕らの活躍も必須。菰野の戸田直光監督が「1、2番が出るか出ないかで得点力は変わる」と語った山本悠馬、河端秀年の1、2番を抑え、走者をためずに4番岡林を迎えたい。準決勝は16年ぶりに春の静岡を制した浜松商(静岡1位)と、ともに130キロ台終盤の直球が持ち味の大野浩史朗、山本海司の二枚看板を擁する愛知黎明(愛知2位)の勝者。

 県岐阜商は県大会初戦で県内最速147キロ右腕・松井大輔をけがで欠くアクシデントに見舞われたが、鍛治舎巧監督が「この危機感が他の投手に好影響を与えた」と振り返ったように、東海では背番号1を背負う田中颯を筆頭に、控え投手陣が急成長。田中は松井がけがで降板後に好救援するなど、大会を通じて安定した投球を披露。1年左腕・野崎慎裕は、強気の内角攻めで岐阜第一との準決勝で八回途中まで2失点と好投した。ともに東海は試金石となる。

 中部大第一は県大会で選抜優勝校の東邦を下した好右腕・磯貝和賢を擁する。140キロ超えの直球にチェンジアップやスライダーも魅力。1年から主力の佐々木泰ら、鍛治舎監督就任1年で格段とレベルアップした打線が、東海から背番号2の1年生捕手・高木翔斗がリードする投手陣を早い回から援護したい。

 準決勝の相手はプロ注目の大型右腕・前佑囲斗が中心で、選抜にも出場した津田学園(三重1位)が勝ち上がりそう。


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