AIが市民に「回答」 大垣市がLINEで実証実験へ

2019年05月29日 08:22

AIを活用して市民のよくある質問に答えるLINEの画面イメージ

AIを活用して市民のよくある質問に答えるLINEの画面イメージ

 岐阜県大垣市は28日、人工知能(AI)を活用しスマートフォンアプリLINE(ライン)などを使って市民のよくある質問に答える実証実験を6月3日から始める、と発表した。同市によると県内では初めてで、全国的にも珍しいという。

 小川敏市長が28日の記者会見で明らかにした。市民サービスの向上を目的に電子市役所の構築を目指す取り組みの一環。実証実験は8月30日まで行い、結果を検証して来年1月から利用が始まる新庁舎での本格実施を目指す。

 質問は▽戸籍・住民登録▽市税▽子育て支援▽国民健康保険・国民年金▽庁舎案内-の5分野を想定。職員による事前実験を行い、約250件の回答を用意した。市民がLINEやホームページのチャット画面で質問を入力すると、AIが言語を解析して回答を選び、自動で表示される。6月と8月は市役所1階ロビーにロボットが設置され、音声による質問ができる。

 返答できなかった内容は再学習させるといい、小川市長は「多くの市民に参加してもらい、意見を頂いて回答の精度を高めていきたい」と話した。


カテゴリ: 政治・行政 科学