カラフルタウン増床、10月オープン アウトドア店を集約

2019年06月05日 08:05

 トヨタオートモールクリエイト(名古屋市)は、運営するカラフルタウン岐阜(岐阜市柳津町丸野)の本館東側の区画を増床し、アウトドアをテーマにした施設を10月にオープンする。イベント用の広場を備え、体験イベントを通じて「コト消費」を促し、ファミリー層を中心に新たな来場客の取り込みを狙う。投資額は6億円。新施設の効果で、来場者を2018年度の815万人から20年度には860万人を見込む。

 整備する区画は、中古自動車販売店の跡地約1万6千平方メートル。既存の建物2棟に加え、アウトドアブランドのモンベルなどの専門店4棟を新設する。店舗面積は6棟合わせて約5千平方メートル。既存施設で営業を続けるホットヨガスタジオ「ロイブ」を含めてテナント8店舗が出店する。

 モノを買うより体験を楽しむ「コト消費」の広がりを受け、アウトドアはファミリー層を中心に人気が高まっている。近年は冬キャンプやソロキャンプなどで客層の幅も広がっており、全国でも珍しいアウトドアの専門店を集約することで、これまでの商圏10キロを越えた新たな顧客づくりにつなげる狙いがある。

 施設の核となるモンベルは、店舗面積が東海地区最大級の1千平方メートル。売り場とは別に、クライミング体験用のウォール施設を備え、気軽にアウトドア体験を楽しめる。

 新車・中古車のキャンピングカー販売の「キャンピングカーランド」は、約1650平方メートルの広い展示スペースを設ける。米国の自転車メーカー「トレック」の直営店も県内初出店する。ほかに総合ペットショップの「ペットフォレスト」や人気のハワイアンカフェ「コナズ珈琲」が出店するほか、英会話スクールのNOVAがキッズ向けに開く「NOVAキッズスタジオ」が入る。

 カラフルタウンは2000年のオープン以降、増床は初めて。周辺ショッピングセンターの相次ぐ開業による競争激化で来場者は一時落ち込んだが、商圏を20キロ以内から10キロ以内に絞り、11年度以降は子育て世代向けにリニューアルし、17年度は12年ぶりに800万人台まで回復した。


カテゴリ: 経済