山県市で新たに豚コレラの疑い 県内17カ所目

2019年06月05日 13:08

 岐阜、愛知両県で家畜伝染病「豚(とん)コレラ」の感染が拡大している問題で、新たに山県市内の養豚場で死んだ飼育豚が見つかり、遺伝子検査の結果、豚コレラに感染している疑いがあることが5日、分かった。県は感染を確認後、防疫措置のために陸上自衛隊に災害派遣を要請した上で、同日午後から飼育豚の殺処分を開始する方針。飼育頭数は約8千頭とみられる。

 関係者によると、4日に死んだ豚が数頭見つかり、遺伝子検査をした。県内で発生した施設は17カ所目になる。先月25日には同市内の別の養豚場で感染が確認されている。

 豚コレラは岐阜市で昨年9月、国内で26年ぶりに確認された。農林水産省は拡大防止策として、県内では養豚場約20施設を対象に豚を早期出荷して空になった農場を改修し、衛生管理を強化する手法を提案している。また、野生イノシシへの感染も広がり、4日時点で522頭の感染が判明。県は3月からイノシシ向けの経口ワクチンの散布を山中で実施している。


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