ホタル乱舞、光の川 伊自良川

2019年06月06日 07:57

川べりで光跡を描くゲンジボタル=4日夜、岐阜・山県市境、伊自良川(ISO1600、絞りF8で2分間露光)

川べりで光跡を描くゲンジボタル=4日夜、岐阜・山県市境、伊自良川(ISO1600、絞りF8で2分間露光)

 岐阜市郊外の伊自良川でゲンジボタルが舞い始め、ほのかな光が夜の川面を彩っている。

 同市岩利の鷲岡護・正蓮寺住職(58)によると、今年は先月26日に最初の2匹を見かけた。同川は水温が低く、餌のカワニナも豊富だったことから、「昔は水面(みなも)に反射して光の川のようになる時もあった」。

 近年は減ったものの、日暮れとともに1匹、また1匹と川岸から姿を現し、川沿いに舞う様子が観察できる。30年続く1日の観察会には子どもら70人が詰め掛け、カヌーから初夏の風物詩を楽しんだ。

 同川では、河川改修に伴う護岸工事と河床の掘り下げが下流から順に進む。「護岸に土をかぶせるなど生育環境を守る工法を取っている」(県岐阜土木事務所)としているが、鷲岡さんは「川の形が変われば、同じように見ることができなくなるのでは」と気をもんでいる。


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