「神様、最先端のお金です」電子マネーでさい銭やお守り購入 黄金神社

2019年06月06日 08:27

さい銭用のQRコードを拝殿前に設置する田中宏宮司=高山市堀端町、黄金神社

さい銭用のQRコードを拝殿前に設置する田中宏宮司=高山市堀端町、黄金神社

 お金の神様として知られる岐阜県高山市堀端町の黄金(おうごん)神社は5日、電子マネーでさい銭やお守りの購入を受け付けるシステムを導入した。同神社によると、県内神社での電子マネー導入は初。

 同神社は飛騨護国神社の境内にある。導入したのは高山信用金庫(高山市)が取り扱う「オリガミペイ」と飛騨信用組合(同)の「さるぼぼコイン」。いずれも専用アプリを入れたスマートフォンを使ってQRコードを読み取り、キャッシュレスで決済する。

 この日、神社と金融機関の関係者が神事を行い、本殿に2種類のQRコードを供え、田中宏宮司(41)が祝詞をあげた。同金庫の坂口秀平理事長や同組合の山腰和重・常務理事経営企画部長兼営業統括部長らが玉串をささげ、電子マネーの発展を祈願した。

 田中宮司は「神社と電子マネーの取り合わせに違和感を抱く人も多いと思う。しかし、昔から奉納されてきた鏡や刀剣は当時の最先端技術が使われた。神様にはこれが最先端のお金ですと報告した」と話した。

 神事後に関係者は早速、スマホを使ってさい銭を"入れた"。さい銭はオリガミペイが百円から、さるぼぼコインは1円から可能。社務所では、お守りやお札を電子マネーで購入できる。


カテゴリ: くらし・文化