県内のロケ地映画88本 岐阜市で集中上映

2019年06月09日 08:36

映画への思いを語り合う森脇久隆学長(左)と磯谷貴彦企画本部長=岐阜市日ノ出町、ロイヤル劇場

映画への思いを語り合う森脇久隆学長(左)と磯谷貴彦企画本部長=岐阜市日ノ出町、ロイヤル劇場

 柳ケ瀬や長良川など、県内がロケ地となった映画は少なくとも88本ある-。岐阜大(岐阜市)は8日、同市日ノ出町のロイヤル劇場で、県内がロケ地となった映画を集中上映するイベントを開いた。教職員がリスト化を進め、同劇場などを経営する岐阜土地興業(同市)の協力で実施した。最終日の9日は3本を上映する。

 岐阜大の創立70周年記念事業の一環で、映画好きとしても知られる森脇久隆学長が発起人。教育学部の野村幸弘教授(美術史学)をはじめ、事務職員も含めた学内の映画好きが新聞記事や配給会社のデータベース、市町村史などを徹底的に調べ、公開年やキャストだけでなく、ロケ地の概要も含めリスト化した。森脇学長は「学術機関としての岐阜大学の底力を見せることができた」と話す。

 調査に取り組んだ長屋倫明事務部事務長補佐は「当初は10本ぐらいと思っていたが、88本も出てきたので驚いた」と笑顔。長良川河畔や白川郷などが多い点については「自然豊かな山紫水明の地であることが好感されてきた。誇るべきことだ」と話した。

 この日は、岐阜市の岐阜大病院でロケをした「ジェネラル・ルージュの凱旋」(2009年)と、各務原市の旧農学部校舎などで撮影した「人生劇場」(1983年)を上映。森脇学長と、岐阜土地興業の磯谷貴彦企画本部長の対談もあり、フィルム上映の魅力や映画談議に花を咲かせた。

 9日は、午前10時から岐阜市で撮影した「白い魔魚」(56年)、午後1時から柳ケ瀬などがロケ地の「拳銃無頼帖 明日なき男」(60年)、同2時45分から郡上市などで撮影した「サトラレ」(2001年)を上映。入館料は500円。会場では資料「岐阜がロケ地となった映画」を配布している。


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