引きこもり相談「支援機関利用を」 岐阜市のNPO、FBに声明文

2019年06月11日 08:31

 引きこもりの人を支援する岐阜市八代のNPO法人仕事工房ポポロは10日、フェイスブックに理事会名で声明文を投稿した。「インターネットやメディアに振り回されず、身近な支援機関に足を運んで」と呼び掛けている。川崎の児童殺傷事件の加害者が引きこもりだったとの報道を受け、当事者や家族らに不安が広がっているため。

 声明では、当事者たちに向け、ネット上には「根拠がない偏見に満ちたバッシングも多い」と指摘し、精神的に苦しいときは「メディア環境から距離を取り、身近な支援機関や当事者会、家族会に足を運んでほしい」と勧めている。

 また、引きこもりの人に対して不安を感じている地域住民へも「顔の見える関係を築いていける地域社会をつくること」が事件を繰り返さないために必要と呼び掛け「いったん気持ちを落ち着かせ、誰も排除されない地域づくりについて考えてほしい」と理解を求めている。

 引きこもりの人や家族の相談にはポポロのほか、県ひきこもり地域支援センターが応じている。センターは電話058(231)9724。


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