世界の頂点へ登れ 大垣にスポーツクライミングクラブ

2019年06月12日 08:14

森下信宏さんの指導で、練習に励む子どもたち=大垣市和合本町、ひょうたん島大垣店

森下信宏さんの指導で、練習に励む子どもたち=大垣市和合本町、ひょうたん島大垣店

 ボルダリングやダンス、ダイビングのスクールを展開する岐阜県大垣市和合本町の「ひょうたん島大垣店」は小学生を対象としたスポーツクライミングクラブを立ち上げた。国体やオリンピックなど大きな大会への出場を目指す子どもの育成を目的としたクラブの設立は県内でも珍しいという。

 同店では、2018年4月にボルダリング施設がオープン。今年4月に同クラブを設立した。ロープで安全が確保された状態で、壁に設定されたコースを登り、到達高度を競う「リード」と、高さ5メートル以下の壁に設定された複数のコースを、制限時間内に何コース登れたかを競う「ボルダリング」の2種目の強化を図る。

 現在、西濃地域の年長から小学校6年までの13人が所属。毎週土曜に2時間、クラブのトレーニングに励むほか、自主練習も行う。動画投稿サイト「ユーチューブ」の映像を見たのがきっかけで始めた小学6年の児童(11)は「自分の力で登り切った時はうれしい」と魅力を語る。週3日ほど自主練習を行う同5年の児童(10)も「お父さんに勧められて体験してみたら楽しかった」と話し、2人とも「将来は大会に出て優勝したい」と意気込む。

 指導するのは、同店のスタッフでスポーツクライミングの元選手である森下信宏さん(36)。子どもは大人と比べると腕や下半身の力が弱いため、体全体を使うことを日々言い続ける。けがをしないようにストレッチも入念に行うほか、「人の近くで登らない」「マットの上で遊ばない」といったマナーも教えている。「遠くの距離まで届くようになると難しい課題もできるようになる。将来的にワールドカップで活躍する子が出てきてほしい」と期待を寄せる。

 同店は、同クラブのメンバーを募集している。小学1~6年生が対象で未経験者も歓迎する。問い合わせは同店、電話0584(84)3858。


カテゴリ: スポーツ