馬脱走再発防止へ柵設置 笠松競馬、厩舎に2カ所

2019年06月18日 07:46

厩舎敷地出入り口に新たに設置されたフェンスとバリケード(奥)。手前は遮断機=17日午後、羽島郡岐南町薬師寺

厩舎敷地出入り口に新たに設置されたフェンスとバリケード(奥)。手前は遮断機=17日午後、羽島郡岐南町薬師寺

 岐阜県羽島郡笠松町の笠松競馬場円城寺厩舎(きゅうしゃ)で起きた競走馬の脱走事故を受け、県地方競馬組合は、厩舎の出入り口に脱走を防ぐ柵を設置し17日、対応訓練を実施した。

 設置したのは、12日に馬が脱走した出入り口を含む2カ所。従来の遮断機に加え、横に開閉する伸縮型のアルミ製フェンスと鉄製バリケードを置いた。フェンスは遮断機とともに、常駐する警備員が手動で開閉する。

 訓練には組合職員や警備員らが参加。フェンスなどを素早く閉め、逃げようとする馬を閉じ込める訓練のほか、公道に馬が逃げた際に無線機や旗で馬の居場所を教え合い、馬を追い詰める訓練をした。

 組合は「一日も早く安全な競馬を開催できるようできる限りの努力を尽くしたい」と説明。次回のレース開催を7月3日に控え、今月中に追加の再発防止策をまとめる。

 円城寺厩舎では12日午前、競走馬1頭が車の音に驚いて暴れ出し、厩務員が持つ手綱を切って公道に逃げ出した。馬は約5分後に捕まり、けが人はいなかった。

◆レース開催自粛

 笠松競馬場を運営する県地方競馬組合は17日、18~21日に予定していた競馬開催を自粛すると発表した。12日の競走馬の脱走事故を受け、「事故の再発防止対策を徹底するため」としている。


カテゴリ: 社会