J2残留へ「奮起を」 FC岐阜サポーター

2019年06月19日 07:45

  • 会見で、チームの浮上を誓うFC岐阜の北野誠新監督(右)と宮田博之社長=岐阜市スポーツ交流センター 
  • 北野誠監督就任後、初めての練習を見学する岐阜サポーターら=18日午後3時58分、羽島郡笠松町江川、県フットボールセンター 

 「巻き返すチャンスは十分にある」「選手の奮起に期待したい」。サッカーJ2のFC岐阜を2017年から率いた大木武監督(57)の退任と北野誠新監督(51)の就任が発表された18日、県民や熱心な岐阜サポーターからは早期の立て直しを望む声が聞こえた。

 発表初練習となった会場の羽島郡笠松町江川の県フットボールセンターには、普段よりも倍近いサポーター約50人が訪れた。練習を毎回見学している無職の男性(67)=岐阜市=は、「選手の表情はいつも以上に厳しく、やる気に満ちあふれていた」と話し、「選手たちは練習からこれまでと違う姿を見せてほしい」と期待を込めた。

 会社員の男性(45)=関市=は「大木監督は3月に奥さんを亡くされてからもピッチに立ち、指揮された胆力には感謝の念ばかり。攻撃的な戦術はサッカーの奥深さを改めて実感した」と敬意を表した。一方で、「クラブには単に監督退任を繰り返しては先に進めないので、原因の分析と対策をして、サポーターが納得できるよう成長してほしい」と注文を付けた。

 「大木さんは自分たちのために最大限力を尽くしてくれたが、退任はやはり結果を出せなかった選手の責任」。練習後の取材で反省を口にしたのは主将のDF阿部正紀選手。今後に向けて「今の状況を変えるのは選手自身。声やプレーでチームを引っ張っていきたい」と力を込めた。

 大木監督は9月に県内で開催される「日本スポーツマスターズ2019ぎふ清流大会」の大会アンバサダーを務めているが、県によると現時点で退任しないという。

 クラブを運営する岐阜フットボールクラブの宮田博之社長は「監督交代は成績低迷が一番の要因。現状を打破し、上にいくための新たな原動力が必要だと感じた」と説明。「北野監督はJ2での経験も長く、マネジメントに優れている。チーム一丸で良い結果を生み出していく」と上昇を誓った。


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