関の養豚場で豚コレラ感染 県内18カ所目

2019年06月24日 08:09

豚コレラの発生が確認された養豚場で、豚舎の前に集まる防疫関係者=23日午後0時32分、関市内

豚コレラの発生が確認された養豚場で、豚舎の前に集まる防疫関係者=23日午後0時32分、関市内

 岐阜、愛知両県で豚コレラの感染が広がっている問題で、県は23日、新たに関市内の養豚場で死んだ豚などから感染を確認したと発表した。飼育豚約1200頭の殺処分は、作業員らの熱中症予防のため、同日午後6時に開始した。26日までに殺処分や施設の消毒などの防疫措置を完了する見通し。

 県内で感染が確認されたのは18カ所目、関市では3カ所目。今月5日には山県市内の養豚場で感染が判明している。

 県によると、農場から22日午前、豚舎で6頭が死んでいると県に連絡があった。死んだ豚4頭を含む19頭の遺伝子検査を行い、全頭が陽性反応を示した。

 県は発生農場から半径3キロ圏内を移動制限区域に設定し、関市内の食肉処理施設は事業を停止した。3~10キロ圏内を搬出制限区域とし、ペットで豚やイノシシを飼っている3軒に区域外に持ち出すことを禁じた。

 発生農場から今月20日に22頭を出荷された養老郡養老町の食肉処理施設は一時的に新たな豚の受け入れを停止した。同じ施設を直後に利用した郡上市の養豚場は監視対象となり、立ち入り検査を実施する。

 また、高山市で22日に野生イノシシのくくりわなにかかったクマが暴れて猟師2人がけがをしたことを受け、古田肇知事は23日の防疫対策本部員会議で、調査捕獲の対象地域が今後広がることを踏まえ「事故防止に向けて県猟友会と相談し、注意深く進めたい」と述べた。


カテゴリ: 社会