知事にリトアニア勲章 千畝氏縁に友好貢献

2019年06月28日 08:34

 古田肇知事がリトアニア大統領府から勲章を受けることが27日、岐阜新聞の取材で分かった。第2次世界大戦中に「命のビザ」を発給して多くのユダヤ人難民を救った加茂郡八百津町出身の外交官杉原千畝(ちうね)氏を縁に、幅広い分野で両国の友好交流に貢献した功績が認められたとみられる。

 古田知事は7月6日に同国の大統領官邸で実施される叙勲式に出席する。日本人の受章は7人目で、知事では初めて。近く正式に発表される。

 受章するのは「リトアニア勲功章オフィサー」。文化や科学、教育、社会福祉、スポーツ、国際関係の発展などに貢献をした人に授与される勲章の一つ。日本人では、日本リトアニア友好議員連盟会長を務める中曽根弘文参院議員らが受章している。

 古田知事は杉原氏の顕彰に取り組み、岐阜・リトアニア友好協会の設立や在岐阜リトアニア名誉領事館の開館にも尽力。リトアニアからスクバルネリス首相や閣僚ら多くの要人を岐阜、愛知に招き、交流を深めている。

 2017年には同国を訪れ、杉原氏の功績をたたえるシンポジウムで基調講演も行った。昨年は、食や工芸などリトアニアの魅力を紹介するイベント「リトアニア・NOW」を県内で開催するなど、幅広い分野で交流発展に力を注いでいる。


カテゴリ: 政治・行政

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