県内外国人宿泊最多148万人 昨年、伸び率全国最高

2019年06月29日 08:20

 観光庁が28日発表した2018年の宿泊旅行統計調査(確定値)によると、岐阜県の外国人延べ宿泊者数は148万4320人で過去最高を更新した。前年比52%増で、伸び率は全国1位。特に中国からの個人客が飛騨地域で増えたことがけん引した。

 県によると、これまでの過去最高は16年の101万3490人で、約47万人増と大幅に増えた。日本人を含む延べ宿泊者数は685万1630人で、およそ5人に1人が外国人客だったことになる。

 国・地域別で見ると、中国が最多の40万人で、前年の約2・5倍に増えた。次いで台湾が17万人、香港が11万人と続いた。宿泊者数の上位20カ国・地域のうち、14カ国・地域が前年を上回った。

 県は「従来は東京と京都、大阪を結ぶゴールデンルートを通る途中で、岐阜市や大垣市に宿泊するコースが多かった。昨年くらいから飛騨高山や白川郷へ行くために岐阜市周辺で前日宿泊し、翌日に飛騨地域や北陸方面へ向かう団体旅行が増えた」と話している。

 県は09年度から「飛騨・美濃じまん海外戦略プロジェクト」として海外誘客に取り組んできた。09年の宿泊者数は約15万人で、およそ10年間で10倍に増えたことになる。


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