金華山の地下、巨大な配水池 鏡岩水源地を初公開

2019年07月02日 08:56

配水池に続くトンネルを進む参加者=岐阜市鏡岩

配水池に続くトンネルを進む参加者=岐阜市鏡岩

 岐阜市最大の水源地、鏡岩水源地(同市鏡岩)の配水池が初めて一般公開され、約70人の市民が金華山の地下にある巨大な空間を見学した。上下水道への関心を高めようと市上下水道事業部が企画し、同市西中島の下水処理場「北部プラント」とともに公開した。

 鏡岩水源地は、1930年から使われている市内で最も古い水源地で、市中心部などに全配水量の3割を配水している。2002年には、金華山の中をくりぬいた配水池が完成した。

 見学会では事前に申し込んだ計約110人が両施設に訪れた。参加者は、水源地の資料館から地下に降り、気温約18度のひんやりとしたトンネルに。急勾配の道を約300メートル進み、深さ、直径とも約30メートルの配水池をガラス越しに眺めた。

 また、長良川の伏流水をくむ三つの井戸や、紫外線処理施設、非常用発電施設なども見学。普段は入ることができない施設を次々と見て回り、感嘆の声を上げていた。

 家族3人で参加した会社員(39)は「岐阜市の水はおいしいと思っていたが、どのように配水されているかがよく分かった。貴重な経験ができてよかった」と話していた。


カテゴリ: くらし・文化

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