岐阜市中3死亡、副主任もメモ把握 担任からいじめ相談 

2019年07月07日 07:40

 岐阜市の市立中学校3年の男子生徒(14)が市内のマンションから転落死したとみられる問題で、同級生の女子生徒が男子生徒へのいじめがあることを訴えるため30代の男性担任教諭に渡したメモを、3年の副主任の男性教諭が確認していたことが6日、市教育委員会への取材で分かった。

 市教委によると、担任は5月31日にメモを受け取り、内容について相談するために副主任に見せたという。副主任は、メモでいじめに関わったとされた男子生徒2人のうち1人の2年時の担任だったこともあり、担任は「このような行動をする可能性があるか」と相談。副主任は「可能性はあるだろう」と応じた。担任と副主任は職員室で席が隣り合っていた。

 副主任は、学年主任や同僚らに報告していなかった。副主任は3年の教諭のまとめ役。この中学校では、連絡事項は各教諭が学年主任に伝えることになっているが、担任は学年主任や管理職に報告していなかった。一方、副主任は、担任に学年主任に報告したか確認していなかった。

 メモは女子生徒が連絡用の生活ノートに挟んで担任に渡した。男子生徒が給食で食べ物を押し付けられたり、物を隠されたりしたことが時系列で書かれていた。

 担任は、いじめをしていたと指摘された男子生徒2人を指導。亡くなった生徒が面談で「いじめと思われるのは意外」と答えたこともあり、問題が解決したと判断。メモを他の書類と共にシュレッダーで廃棄した可能性が高いという。


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