青→紫、変色かき氷 加茂農林高生がシロップ開発 

2019年07月09日 08:22

色が変わるかき氷を提供する岡田彩矢花さん(右)、大野利音さん=美濃加茂市本郷町、JAめぐみの古井支店

色が変わるかき氷を提供する岡田彩矢花さん(右)、大野利音さん=美濃加茂市本郷町、JAめぐみの古井支店

 加茂農林高校(岐阜県美濃加茂市本郷町)の食品科学科微生物利用班の生徒たちが、青から紫に色が変わるインスタ映えするかき氷を完成させた。変色の秘密はシロップにあり、タイ原産のマメ科植物「バタフライピー」の青い色素に、酸性のレモン果汁を加えると色が薄くなる特徴を応用した。同市本郷町のJAめぐみの古井支店で開かれた支店感謝デーで振る舞われ、来場者の人気を集めた。

 同校が進める県教育委員会の担い手育成総合事業の一環。シロップ作りに取り組んだのは3年の岡田彩矢花さん(18)、大野利音さん(17)。同科は本年度から、美濃加茂市の花のアジサイの色に似た青い花を咲かせるバタフライピーの栽培に取り組み、特産品づくりを研究している。

 かき氷シロップはバタフライピーの花弁を使った深い青色のものと、はちみつレモンの薄い黄色のものの2種類あり、青いシロップをかけてから、はちみつレモンのシロップをかけると紫色になる。バタフライピーは無味のため、かき氷ははちみつレモンの味となる。2人はアジサイの花の色をイメージし、何度も試作を重ね、納得いく色合いを完成させた。

 支店感謝デーには微生物利用班の5人が参加し、100人分を用意して提供した。岡田さんと大野さんは「みんなにおいしいと言ってもらい良かった」「色が変わり、『わあ』と驚いてもらえた」と手応えを語った。今後もバタフライピーの研究を進め、ゼリーやグミに挑戦するという。


カテゴリ: グルメ