中津川市がリニア活用構想策定 市街活性化や誘客を軸

2019年07月09日 08:41

 2027年のリニア中央新幹線開業に向け、岐阜県中津川市は「市リニアを活用したまちづくり構想」を策定した。リニア岐阜県駅の周辺整備を検討するデザイン会議を今夏に発足させ、20年度中にリニア県駅周辺施設の基本設計を策定する予定だ。

 同構想では▽リニア駅周辺のまちづくり▽中心市街地の活性化▽市域全体をつなぐ観光振興-を軸にJR中津川駅前の中心市街地の拠点整備や、市内に点在する観光地の連携などについて方向性をまとめた。

 また市もメンバーの県リニア中央新幹線活用戦略研究会の基盤整備部会がまとめた概略設計について、リニア県駅周辺の計画を一部見直した。改札が2階から1階に変わったことに伴い、JR中央線の美乃坂本駅と結ぶ連絡通路も2階から1階に移した。改札前には県内各地の土産などを扱う拠点施設「清流の国ぎふ観光ターミナル(仮称)」を整備する方針とした。リニア県駅の南側に検討していた「にぎわい創出施設」は取りやめ、商業施設など民間の力の活用を考える。

 デザイン会議は学識者や行政関係者、市民、関係団体の代表ら委員20人で構成する予定。市がプロポーザル方式で選定した業者が委員らの意見を踏まえ、駅周辺の具体像を描く。区画整理事業を行う区域の整備に関しても検討する。


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