イングラムや県警ヘリ 署員ら製作プラモで啓発

2019年07月12日 07:45

力作のプラモデルを披露する山田良太さん(左)と髙田智哉巡査長=多治見署

力作のプラモデルを披露する山田良太さん(左)と髙田智哉巡査長=多治見署

 岐阜県警多治見署にプラモデルが出動-。来訪者に交通安全県民運動を周知して運動の機運を高めようと、同署は署員やプロの製作者らが作ったヘリコプターやパトカー、アニメに登場するロボットなどのプラモデルを署の入り口に展示した。

 今年4月に、プラモデル作りを趣味にする署員が中心となり、多治見署模型同好会を結成。メンバー15人が月2、3回、勤務後に製作に取り組む活動を始めた。プラモデルを通じて市民に交通安全をアピールしようと考え、県民運動に合わせて展示を開催した。

 同好会メンバーのほかに多治見市内のホビーショップ「B-SIDE」の店員や常連客、プラモデル教室を主宰するプロの製作者山田良太さん(42)=名古屋市=も出品。計20点ほどの力作がガラスケースに並ぶ。

 山田さんは「機動警察パトレイバー」に登場するロボット「イングラム」を展示。市販キットを加工し、手足や胴体をより忠実に再現したという。同好会主将の髙田智哉巡査長(25)は、県警航空隊のヘリコプター「らいちょう2号」を約2カ月かけて製作。機体内側のエンジンを見せるためにボディーを切り取ったり、意図的に機体の汚れを演出する塗装を施したりした。多治見署仕様のパトカーや「ドラゴンボール」、「ガンダム」のプラモデルも必見。交通安全を呼び掛ける小型のぼり旗といった署員が手作りした小物もある。

 髙田巡査長は「自己満足で終わっていた趣味が交通安全に役立つのはうれしい」、山田さんは「署に来た人に楽しんでもらえれば」と話す。


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