不思議!動く紙アート 美濃和紙の里会館で企画展

2019年07月13日 08:33

  • 「不思議の国のアリス」の世界観をペーパーからくりで表現した石井希さんの展示会=美濃市蕨生、美濃和紙の里会館 
  • 美濃和紙と原料のコウゾの枝で作ったテントには、サーカスを思わせる影絵が浮かび上がる=同 

 からくり仕掛けのペーパークラフト「ペーパーからくり」を手掛ける石井希さん(40)=東京都在住=の作品展が、岐阜県美濃市蕨生の美濃和紙の里会館で開かれている。平面の紙が立体的に組み立てられ、仕掛けによって動き出す、大小さまざまな作品35点が並ぶ。8月26日まで(火曜休館)。

 石井さんは岡山県倉敷市生まれ。進学先の武蔵野美術大(東京都)空間演出デザイン学科で、からくり仕掛けの舞台装置に魅了されたのを機に、木製のからくり作品制作を始めた。卒業後はより身近な素材の紙に目を向け、独学でペーパーからくりの制作を始め、幅広く活動している。

 中部地方で開く作品展は今回が初めて。児童小説「不思議の国のアリス」の世界を再現した空間には、天井からトランプをつるし、巨大なケーキとコーヒーカップを設置。カップは取っ手を回すと中の模様が変わり、ケーキには物語の一場面を再現し、赤く塗られた美濃和紙で作ったバラが添えられている。影絵を楽しむ空間には、美濃和紙を張った小さなテントにサーカスを思わせる影絵が浮かぶ。テントの支柱には和紙の原料コウゾを用いた。

 来場者が会場で組み立てた箱状のペーパークラフトで街を作る参加型のコーナーもある。入館料は大人500円、小中学生250円。問い合わせは同館、電話0575(34)8111。


カテゴリ: おでかけ エンタメ

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