教育再生会議を設置へ 中3死亡、岐阜市長「学校の初動不十分」

2019年07月13日 07:59

「子どもファーストを掲げる岐阜市で、尊い命が失われたことは痛恨の極み」と語る柴橋正直市長=12日午後3時、岐阜市役所

「子どもファーストを掲げる岐阜市で、尊い命が失われたことは痛恨の極み」と語る柴橋正直市長=12日午後3時、岐阜市役所

 岐阜市の市立中学校3年の男子生徒(14)がマンションから転落死し、自宅からいじめを示唆するメモが見つかった問題を受けて、柴橋正直市長は12日、記者会見を市役所で開き、市の教育全般を見直すため、有識者による「教育再生会議」を秋にも設置する方針を示した。

 また今回の問題について柴橋市長は「子どもファーストを掲げる岐阜市で、尊い命が失われたことは痛恨の極み」と語り、学校と市教育委員会の情報共有や連携、学校の初動が不十分だったと指摘した。

 市長の諮問を受けた教育再生会議が、知識や学力の向上だけでなく生命の尊厳を学ぶ教育の重要性など教育全般について約1年間議論し、市長に答申する。市は市議会の9月定例会に関連議案を提出する。

 教育再生会議は市長の付属機関と位置付ける。教育や医療、心理学など幅広い分野の有識者で構成。市の教育大綱の見直しをはじめ、不登校の児童生徒の増加対策、今回のいじめ問題を受けた生命の尊厳に関する教育の重要性などについて議論する。柴橋市長「岐阜市の教育は多くの問題を抱えている。市の教育の在り方全般について見直す必要を痛感している。真の教育立市を目指したい」と設置理由を述べた。


カテゴリ: 政治・行政 社会