参院選あす投開票 岐阜選挙区3氏、1議席争う

2019年07月20日 08:25

 令和初の国政選挙となった第25回参院選は21日投票、即日開票される。年金制度の在り方や10月に控えた消費税率10%への引き上げなどを巡り、与野党が激しい戦いを見せる。安倍晋三首相が目指す憲法改正に向け、自民党などの「改憲勢力」が国会発議に必要な3分の2以上の議席を維持するかどうかが焦点。3人が立候補した岐阜選挙区(改選数1)では、自民現職と立憲民主党新人が事実上の一騎打ちを繰り広げ、激しく論戦を交わしている。歴代最長政権に近づく安倍首相の6年半の政権運営に、有権者が審判を下す。

 岐阜選挙区に立候補しているのは、自民現職の大野泰正氏(60)=公明党推薦=、野党統一候補で立憲民主新人の梅村慎一氏(48)=国民民主党支持=、諸派新人の坂本雅彦氏(47)。

 大野候補は「二度と決められない政治に戻してはいけない」と自公政権の継続、政治の安定を訴える。国民皆保険制度の堅持や年金制度の充実など全世代型社会保障の構築を掲げ、経済や防災対策も主張。一宮西港道路の早期整備も誓う。

 梅村候補は、老後資金2千万円問題などを挙げ「安倍政権の無責任な態度は許せない」と批判を強める。「岐阜で5年、10年後の暮らしを描けるようにしたい」と述べ、保育の質の向上や最低賃金の引き上げなどを訴える。

 政治団体「NHKから国民を守る党」の坂本候補はツイッターでNHK受信料の問題を指摘している。

 与野党とも比例代表での戦いにも注力。選挙区との相乗効果を狙って熱心にPRしている。

 投票は県内42市町村の746カ所の投票所で行われ、選挙区、比例代表とも即日開票される。投票時間は午前7時から午後8時まで。うち13市町村の172カ所で投票終了時間が1~3時間繰り上げられる。


カテゴリ: 政治・行政