表面が柔らかい冷却パック開発 タナック

2019年08月07日 08:12

タナックが三重化学工業と共同開発した冷却パック

タナックが三重化学工業と共同開発した冷却パック

 シリコーン加工・販売のタナック(岐阜市元町、棚橋一成社長)は、表面が柔らかい形状の冷却パックを三重化学工業(三重県松阪市)と共同開発した。冷凍庫で冷やしても曲げたり伸ばしたりすることが可能で、体に密着させて冷却効果を高めることができる。タナックは今秋から「クリスタルゲルクール」の商品名で一般消費者向けにドラッグストアなどで販売する。

 冷却パックの表面は、タナックが加工した伸長性の高い特殊な素材を使用。三重化学が凍らないジェルを中に詰めて製品化した。サイズは縦10センチ、横17センチ。タナックは、スポーツのアイシングや熱中症対策として1個3300円(税別)で販売するほか、病院など医療分野での需要も見込んでいる。

 岐阜、三重の両県知事は2012年の知事懇談会で、医療・福祉機器分野での産業振興について連携することで合意。両社は、13年の展示会に出展したのが縁で、冷却パックの共同開発に乗り出した。

 棚橋社長は6日、岐阜県庁を訪れ、古田肇知事に商品の完成を報告した。


カテゴリ: 経済