ツバメ 居間で子育て 10年前から天井に巣作り

2019年08月10日 10:47

  • 巣から顔をのぞかせるひな 
  • 合掌造り家屋の居間の天井にできたツバメの巣=白川村木谷、焔仁さん方 

 岐阜県白川村木谷にある合掌造り家屋の居間の天井にツバメが巣を作り、子育てをしている。家主の洋画家焔仁(ほむらじん)さん(71)は「ひなはかわいいね。元気に巣立ってほしい」と話す。

 焔さんによると合掌家屋は築200年以上。木谷地区に残る唯一の合掌家屋で、幕末の怪力相撲力士「白真弓肥太右衛門」の生家としても知られる。

 ツバメは、10年ほど前から居間に巣作りを始めた。習性として年に2度営巣するツバメは珍しくなく、焔さん方では5月頃に玄関、7月頃には居間に巣ができるという。

 4年前から3年がかりで屋根の葺き替えをした時は、警戒したのか巣は作られなかった。それでも葺き替えが終わった昨年から巣が"復活"。室内にふんが飛び散らないよう、巣の下にビニール傘を逆さまに広げる対策も施した。

 日中は戸が開け放たれており、親ツバメたちは合掌家屋を自由に出入りする。焔さんは、ひなの鳴き声を聞きながら「1週間以内に巣立つと思う」と目を細めた。


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