奇祭「なめくじ祭」にぎわう 中津川市加子母

2019年08月16日 08:20

 岐阜県中津川市加子母の大杉地蔵尊で、ナメクジを供養する奇祭「なめくじ祭」が行われ、文覚(もんがく)上人の墓碑にはい上がるナメクジを見ようと参拝客でにぎわった=写真=。

 文覚は平安から鎌倉時代の高僧。友人の妻・袈裟御前に恋して友人を殺そうとするが、誤って御前を殺してしまい、深く後悔して出家して修行に努めた。そんな文覚の思いが通じたのか御前が命日の旧暦7月9日に文覚を慕ってナメクジになって現れ、地蔵尊にある墓碑をはい上がると言い伝えられる。この日に参拝すると、9万9千回の御利益があるとされる。

 辺りが涼しくなってきた午後7時すぎ、数匹のナメクジが現れた。ライトを手にした参拝客は身を乗り出して探し、そっと手を合わせた。また恒例のくじ引き「なめくじ」も行われ、長蛇の列ができた。


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