出会いを演出、柳ケ瀬の顔に 老舗喫茶店、商店主らリノベーション 

2019年08月17日 08:43

内覧会で談笑する関係者。木製アーチの奥に客席などがある=岐阜市日ノ出町、サロン・ド・マルイチ

内覧会で談笑する関係者。木製アーチの奥に客席などがある=岐阜市日ノ出町、サロン・ド・マルイチ

◆あすオープン、ギャラリー併設

 岐阜市日ノ出町の柳ケ瀬商店街で2014年に閉店した老舗喫茶店「マルイチ」が18日、書籍販売コーナーやギャラリーを併設した飲食店「サロン・ド・マルイチ」として再オープンする。商店主の有志らでつくる「柳ケ瀬を楽しいまちにする株式会社」(岡田さや加代表)が店舗をリノベーションし、経営を承継。16日は内覧会があり、岡田代表は「人と人の出会いを演出し、柳ケ瀬の未来をつくるサロンとして活用していきたい」と話した。

 マルイチは、柳ケ瀬で約70年にわたって愛された喫茶店。注文を受けてから1杯ずつ作る果物のフレッシュジュースやシュークリームが看板メニューで、モダンな空間が社交場として親しまれてきた。

 柳まち会社は再オープンに向け、十六銀行と民間都市開発推進機構(東京都)が今年3月に設立した「じゅうろく・岐阜市まちづくりファンド」を活用。同ファンドの出資第1号案件として700万円を得た。5階建てビルの1階がサロン・ド・マルイチで、2階のギャラリーは9月以降にオープン予定。今後デザイン事務所を3階に、女性限定のシェアルームを4、5階に設ける。

 柳まち会社が飲食店を手掛けるのは初めて。改装はマルイチの雰囲気を受け継ぐため最小限に抑え、モダンで洗練された空間とした。岡田代表は「飲食店は、まちの顔とも言える存在。『サロン・ド・マルイチがあるから柳ケ瀬に行く』と言ってもらえるように育てたい」と話していた。

 サロン・ド・マルイチの営業時間は午前10時~午後6時。月曜日と第1、3火曜日が定休日。


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