初心者OK!青く光るパワーストーン探せ

2019年08月23日 11:32

  • 笹洞鉱山跡周辺で蛍石を探す参加者=下呂市金山町 
  • 笹洞鉱山跡で見つかった蛍石 
  • ブラックライトで照らすと青紫に光る 

◆ミネラルハンティングガイドツアー 笹洞鉱山跡(岐阜県下呂市金山町)

 閉坑した鉱山跡で蛍石などの貴石を探す「ミネラルハンティングガイドツアー」が3月から10月まで、下呂市金山町の笹洞鉱山跡で行われている。地元ガイドの案内で手軽に鉱物採集ができると、愛好者たちの人気を集めている。

 蛍石は鉄の製錬時に用いる溶融剤や望遠カメラなどのレンズに使用される鉱物で、主成分はフッ化カルシウム。加熱すると淡い青色を発し、砕けて飛び散ることから蛍石の名が付いたともいわれる。持っていると精神の安定やヒーリング効果があるといわれ、"パワーストーン"の呼び名も高い。

 昭和30~40年代の高度経済成長期、鉄の需要の高まりから蛍石が必要となり、日本有数の蛍石の鉱脈があった金山町の笹洞と隣接する関市上之保の平岩で、盛んに採掘が行われた。当時両鉱山で、日本の蛍石生産量の1位と2位を占めていたという。笹洞鉱山が閉坑して約半世紀、鉱山跡のある山は個人所有で立ち入り禁止区域だが、地元に住む中島真一郎さん(46)が蛍石やメノウなど貴石の原石採集ができることに着目、所有者の許可を得て5年前に「ミネラルハンティングガイドツアー」(金山町観光協会主催)を開催したところ、大人気に。全国から申し込みが殺到するようになった。

 笹洞鉱山跡で採れるのは透明や乳白色、淡い緑色や紫色などの蛍石。「蛍石は純度の高いものほど無色で、多くはブラックライトで照らすと青く光る。初心者の方でも見つけやすい」と、同ツアーのガイドも務める中島さん。

 ツアーは期間中の土曜と日曜のみで、午前と午後の2回実施。参加するには電話かインターネットで予約が必要。当日は金山町菅田の菅田公民館に集合、受け付けを済ませてからガイドの案内で鉱山跡に向かう。途中見本を見せてもらい、採集の仕方を学んでから各自ハンティングを開始。土砂を掘り起こし、ざるに入れて谷川の水で洗ってはブラックライトで照らして青く光る石を探す。本坑内の見学もあり、2時間の所要時間はあっという間だ。採集した石は1人1キロまで持ち帰ることができる。

【案内】

集合時間=午前の部は9時30分、午後の部は2時。

参加費=大人1人2500円、子ども500円(子どもだけの参加の場合は2500円)。

問い合わせ、予約受け付け=金山町観光協会、電話080(3637)2201。


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