「万葉そば」もちもち食感 人工栽培成功のアシツキ使用

2019年08月30日 09:17

アシツキを練り込んだ「万葉そば」

アシツキを練り込んだ「万葉そば」

 健康食品・化粧品開発製造のマイクロアルジェコーポレーション(岐阜市曙町、竹中裕行社長)は、万葉集に詠まれている天然記念物の藻「アシツキ」の人工栽培に成功し、栽培したアシツキを練り込んだ「万葉そば」を9月1日に発売する。新元号「令和」の典拠が万葉集であることから、縁起のよい日本そばとしてもアピールする。

 アシツキは以前から食用になることが知られ、抗菌作用や抗炎症作用もある。ただ、生息する河川の水質悪化などによって、天然記念物に指定されるまでに減少し、食用にするのは困難な状態になっていた。

 同社は2015年から富山県立大と共同で、同県南砺市利賀村で採取したアシツキの人工栽培に着手。液体の酸性度などの条件を整えることで昨年6月に人工栽培に成功し、食用として利用できるようにした。

 万葉そばは、アシツキを練り込んだことでつるつるとした舌触りともちもちした歯応えの食感が得られるという。価格は200グラム入り(2食分)で400円(税別)。初年度は300袋の販売を目指している。

 担当者は「令和初の年越しは、万葉そばでしてほしい」と話している。


カテゴリ: 経済