県内宿泊の韓国人客3割減 関係悪化影響か

2019年08月31日 08:15

 岐阜県内に6月に宿泊した外国人旅行者のうち、従業員10人以上の宿泊施設を利用した韓国人の延べ宿泊者数は3310人で、前年同月の4750人から30・3%減少したことが30日、観光庁の宿泊旅行統計調査(速報値)で分かった。県の担当者は「日韓関係の悪化による影響は否定できない」と説明している。

 県内の6月の外国人延べ宿泊者数は前年同月から2・1%増え、10万3010人。5月の韓国人宿泊者数は6400人で、前年同月の5570人から14・9%増えていた。

 県海外戦略推進課によると、韓国人旅行者は下呂温泉(下呂市)や奥飛騨温泉郷(高山市)での宿泊が多い。両地域では6月にキャンセルが出始め、8月以降は団体予約の多くが取り消される状況という。

 県内の韓国人宿泊者の全体に占める割合は昨年1年間は4・2%で全国と比べても少ないが、同課の担当者は「秋の紅葉シーズンに訪日客が多く、長引くことを懸念している。10月末に切り替わる空港の冬ダイヤで路線の減便や運休がないか注視したい」と話している。


カテゴリ: 社会

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