クリムト、官能的な絵画 岐阜新聞映画部アートサロン

2019年09月10日 08:28

クリムトとシーレの作品について語る松岡未紗さん(右)=岐阜市日ノ出町、シネックス

クリムトとシーレの作品について語る松岡未紗さん(右)=岐阜市日ノ出町、シネックス

 アートをテーマにした映画を楽しむ「第6回岐阜新聞映画部アートサロン」が8日、岐阜市日ノ出町のシネックスで開かれた。ドキュメンタリー映画「クリムト エゴン・シーレとウィーン黄金時代」を上映後、県美術館(同市宇佐)の学芸員松岡未紗さん(35)のトークイベントがあった。

 映画は19世紀末のオーストリアを代表する画家グスタフ・クリムトとエゴン・シーレの没後100年に合わせて製作。多彩なコメンテーターが、2人の作品の魅力と、その革新的な画風が次第に認められていく理由をひもといていく。10月14日まで愛知県の豊田市美術館で開かれている「クリムト展 ウィーンと日本 1900」の特別タイアップ作品でもあり、映画と展覧会を併せて楽しめる。

 松岡さんは「クリムトの作品は、それまでになかった装飾的で官能的な芸術。ウィーンで花開いたサロン文化も感じられるのが今も私たちを魅了する理由なのでは」と分析した。

 「岐阜新聞映画部」は岐阜新聞社とシネックスの共同企画(キリンビール、大和証券協賛)。年間約100本の新作映画を上映し、映画監督や俳優、専門家を招いたトークイベントを開催している。本作のシネックスでの上映は20日まで。


カテゴリ: くらし・文化