小瀬鵜飼、船頭確保へ体験会 観覧船に乗り操作法指導

2019年09月11日 08:22

助川博一さんの指導で手こぎに挑戦する参加者(左)=関市小瀬、長良川

助川博一さんの指導で手こぎに挑戦する参加者(左)=関市小瀬、長良川

 岐阜県関市の小瀬鵜飼で観覧船を運航する関遊船は、慢性的に人手が不足する船頭の確保につなげるため、兼業船頭の説明会と体験乗船会を開いている。ピーク時には20人以上いた船頭は、現在は14人に減り、うち12人は日中に別の仕事をこなす兼業。新たな船頭の確保へ、人材発掘に乗り出した。

 初めて開いた体験乗船会には、美濃加茂市川合町の男性会社員(49)が参加。関市出身ながら小瀬鵜飼の観覧船に乗るのは初めてという。自宅近くの飛騨川でカヌーに乗るのが趣味で、近所に住む木曽川の日本ライン下りの元船頭の男性からの勧めで応募した。

 船頭頭の助川博一さん(54)=関市池尻=からアドバイスを受け、浅瀬では竹製のさおで川底を突きながら、深い場所では木製のかいを使って船の操り方を学んだ。約1時間の体験を終えて川岸に上がると、全身汗にまみれた。「川の流れが意外と速く、船の向きを維持するだけで大変だった。座りながらこぐカヌーとは要領が違い、全身の筋肉を使った」と振り返った。それでも「優しく教えてもらえて楽しかった。普段の仕事と両立させ船頭になれるよう、練習を重ねていきたい」と笑顔を見せた。

 次回の説明会・体験乗船会は29日午前9時から。前日までに予約が必要。応募条件は心身ともに健康で泳ぎができ、午後6時ごろまでに出勤できる人。

 問い合わせは関遊船、電話0575(22)2506。


カテゴリ: くらし・文化