アマゾンが「置き配」配送 多治見で実証実験

2019年09月12日 07:47

記者会見で古川雅典市長と握手するジェフ・ハヤシダ社長(左)=多治見市音羽町、市役所駅北庁舎

記者会見で古川雅典市長と握手するジェフ・ハヤシダ社長(左)=多治見市音羽町、市役所駅北庁舎

 インターネット通販大手のアマゾンジャパン(東京)は、宅配荷物を指定場所に置いて帰る「置き配」を標準配送とする実証実験を10月1日から岐阜県多治見市内で始める。対面での受け渡しを希望する場合を除き、在宅、不在にかかわらず置き配を前提に配送する。同社では初めての試みで、再配達を減らして業務の効率化を図る。

 同社は今年2月から都市部を中心に置き配サービスを始め、29都道府県に拡大。再配達の必要がなく、顧客も再配達依頼の手間が省けるメリットがある。現在は「デリバリーサービスプロバイダ」と呼ばれる配送業者に限定している。

 顧客は玄関横や宅配ボックス、車庫など6カ所から荷物の置き場所を指定できる。配達後は商品写真をメールで確認でき、盗難、紛失に遭った場合は同社が補償する。

 実証実験では、配送の初期設定を対面受け取りから玄関への置き配に変更。希望すれば、対面受け取りに切り替えができる。10月末まで1カ月行い、利便性や配送効率を検証する。

 ジェフ・ハヤシダ社長は11日、多治見市音羽町の市役所駅北庁舎で古川雅典市長と記者会見に臨み「利便性を上げ、顧客の負担を減らしたい」と話した。


カテゴリ: 経済