路面電車車両、廃線後に各地へ 名鉄600V線

2019年09月13日 08:14

名鉄岐阜市内・揖斐線から豊橋鉄道に移籍したモ780形=愛知県豊橋市

名鉄岐阜市内・揖斐線から豊橋鉄道に移籍したモ780形=愛知県豊橋市

 名鉄岐阜市内、揖斐、美濃町、田神線(いわゆる名鉄600V線)が全廃されて、来春で15年。廃線後、電車は他社へ移籍したり保存されたりした。2005年以降の動きを追う。

 今でも活躍する車両は豊橋鉄道、福井鉄道、とさでん交通(高知県)の3社にある。豊橋へは1両で走れるモ780とモ800が移籍。福井は連接車が中心で、部分低床車モ800の2両は今年になり豊橋へ再移籍。高知には、冷房付きのモ590の2両が入った。

 1926(大正15)年製造のモ510で最後まで現役だった2両は、谷汲線谷汲駅跡と金公園(岐阜市)で保存。金公園のモ513は11月にJR岐阜駅前に移される。

 美濃町線の終点だった美濃駅跡には、モ593と、モ870の先頭部が保存車両に加わった。

 かつて岐阜を走った電車の面影をたどる旅はいかが?

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 岐阜市柳ケ瀬通の岐阜新聞ニュースパークで10月31日まで、写真展「路面電車よ、永遠に」が開かれている。今月15日午前10時30分から開く市民講座「柳塾(やなじゅく)」では、岐阜新聞Webで「『鉄』記者ブログ」を執筆する岐阜新聞社整理部の広瀬丈士記者が講演、路面電車の歴史などを振り返る。参加無料。


カテゴリ: おでかけ 社会