はやぶさ2着陸に満足感 JAXA講演「来年末にも帰還」

2019年09月17日 08:49

太陽系探査について対談する(左から)津田雄一さん、渡部潤一さん=岐阜市橋本町、アクティブG

太陽系探査について対談する(左から)津田雄一さん、渡部潤一さん=岐阜市橋本町、アクティブG

 小惑星りゅうぐうへの着陸を成功させた探査機「はやぶさ2」を運用する宇宙航空研究開発機構(JAXA)プロジェクトマネージャーの津田雄一さんが、岐阜市橋本町のアクティブGで講演した。着陸成功後に県内で講演するのは初めてで、約550人の来場者が計画を率いる津田さんの言葉に耳を傾けた。

 岐阜大で開かれた日本物理学会に合わせた講演会(岐阜新聞社、岐阜放送など後援)に講師として招かれた。最新の成果などを報告する講演に続き、国立天文台の渡部潤一副台長らとの対談も行った。

 はやぶさ2は誤差60センチという高精度な着陸を成し遂げた。津田さんは「技術的には(想定レベルの)上の上を狙ったチャレンジで、楽しむことができた」と笑顔で振り返り、「来年末の帰還を予定している。油断せずに見守ってほしい」と話すと、来場者から大きな拍手が送られた。

 会場には子どもたちや学生も多く、休憩時間には津田さんのサインを求める列ができた。岐阜工業高等専門学校(本巣市)の同好会「宇宙工学研究会」の学生(17)は「論理的な議論とチームワークを大切にする姿勢を学んだ。自分も実践したい」と目を輝かせていた。


カテゴリ: 科学