バスに北恵那鉄道デザイン復刻 北恵那交通、EDSS搭載

2019年09月18日 08:53

北恵那鉄道の車両カラーを採用した新型の路線バス=中津川市中津川、北恵那交通

北恵那鉄道の車両カラーを採用した新型の路線バス=中津川市中津川、北恵那交通

 北恵那交通(岐阜県中津川市中津川)は16日、1978年に廃線となった北恵那鉄道の車両のデザインを採用した新型の路線バス1台を導入した。ドライバー異常時対応システム(EDSS)を搭載した三菱ふそうトラック・バス(川崎市)製のワンステップバスで、EDSSを備えた路線バスの導入は県内では初めて。

 北恵那鉄道は北恵那交通の前身の会社で、当時は中津町駅-下付知駅(22・1キロ)を運行し、78年に廃線となった。北恵那交通によると、3年後の創立100年に向け、新車両に廃線時に走っていた車両カラーをそのまま採用し、車内のシートや足元の雰囲気も当時に近づけた。市内の各路線で運行する。

 新車両には運転席と客席最前部に非常ボタンが設置され、運転手の体調に異常があった場合、乗客がボタンを押して緊急停車させることができる。充電用のUSB端子も備える。また位置情報システムを取り付けており、運行状況が確認できる。恒川善彦常務は「このデザインに愛着を持っている人は多い。地元の多くの皆さんから愛されると、うれしい」と期待する。


カテゴリ: 社会