岐阜大と名大の法人統合「東海機構」 機構長に名大・松尾氏

2019年09月19日 08:10

 岐阜大と名古屋大の運営法人を統合した東海国立大学機構(東海機構)の機構長を選ぶ選考会議は18日、初代機構長の候補に名大の松尾清一学長(68)を選んだ、と発表した。早ければ年内にも文部科学相の指名を受け、東海機構が発足する来年4月に正式に就任する。岐阜大の森脇久隆学長(68)は同3月末に迎える学長の任期を2年延長し、東海機構の役員に当たる「大学総括理事」に就く見通し。

 選考会議によると、委員による面接などを経て「広い範囲で総合的な活動ができる」として選出した。任期は2年と決めた。同日、文科省に申請した。会議はまた、機構長が兼ねることもできる大学総括理事を岐阜大に設けると決めた。

 大学総括理事は学長が就く役職で、機構長が人選して文科省に申請する。面接の際に、松尾学長が森脇学長を選ぶ意向を示したといい、来年4月の東海機構設立以降に決める。大学総括理事の任期も2年。

 両大学は、教育や研究の国際競争力を高めるため、昨年12月に東海機構の設立で合意した。県境を越えた国立大学の法人統合で全国初の事例になる。

 松尾学長は「初代機構長候補者として選考されたことは大変光栄。限られた時間の中で最大限の準備を進めていく」とコメントを出した。


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