多治見市、上昇率トップ 県内地価、住宅地で2年連続

2019年09月20日 08:14

土地区画整理事業の影響で上昇傾向が続くJR多治見駅北地区=多治見市音羽町

土地区画整理事業の影響で上昇傾向が続くJR多治見駅北地区=多治見市音羽町

 岐阜県が19日発表した県内の地価調査結果(7月1日時点)。住宅地では、土地区画整理事業が進む多治見市のJR多治見駅北の調査地点が前年に続いて大きく上昇したほか、リニア中央新幹線岐阜県駅が建設される予定の中津川市のJR美乃坂本駅周辺も堅調。商業地では、インバウンド需要でホテル建設が続く高山市中心部が好調さを維持した。

 前年と比べ、住宅地で最も上昇率が高かったのは多治見市音羽町1丁目の4・1%。多治見駅北の区画整理を受け、前年に続いて上昇率のトップとなった。上昇率2位にも同市上野町4丁目が入った。県地価調査分科会は「高い需要に対して供給件数が少ないため、高く出ている」とみる。

 3位は岐阜市今嶺2丁目で2・9%。JR西岐阜駅に近く、利便性の高さから堅調な伸びを見せた。4位はリニア岐阜県駅の建設予定地に近い中津川市千旦林坂本で2・8%。同じくリニア沿線の長野県、山梨県の予定地周辺が横ばいなのに対し、中津川市はJR美乃坂本駅とのアクセスが良く、周辺で車両基地の整備計画もあることから、大きく上昇した。

 商業地では、高山市本町1丁目が上昇率4・5%でトップ。2位にも高山市昭和町1丁目が入った。価格でも高山市上三之町が32万5千円で2位だったほか、上位10地点に高山市内が計3地点入った。好調なインバウンド需要を受けて中心市街地でホテル建設が進み、地価を押し上げている。


カテゴリ: 政治・行政