「かわいい」で地球守る!プラごみ活用アクセ 仲良し4人がブランド立ち上げ

2019年09月22日 07:45

  • マイクロプラスチックを使ったアクセサリーブランド「sobolon」を立ち上げたメンバー=多治見市内 
  • プラスチックごみで作ったアクセサリー 

 「かわいい」で地球を守る!。岐阜県多治見市の女性4人が、世界中で海洋汚染が問題になっているマイクロプラスチックを使ったハンドメードのアクセサリーブランド「sobolon(そぼろん)」を立ち上げた。「かわいくてポップなアイテムを通して、環境に配慮して生きる人を増やしたい」。願いをかなえようと、インターネットのクラウドファンディングで10月14日まで活動資金を募っており、12月のネットショップ開店を目指す。

 メンバーは、リーダーの山崎姫菜子さん(23)、学習塾講師の和田佑梨香さん(23)、会社員の古田理紗さん(23)、美容師の安藤真由子さん(24)。同市の平和中学校の吹奏楽部で共に青春を過ごした仲間だ。

 進学や就職で会えない時期があったが、昨年10月から再び集まるように。生き方を語り合う中で、ものづくりやファッションが好きな4人の気持ちと、環境問題に対して行動を起こしたいという山崎さんの思いが重なり、今年4月にコンセプトが決まった。

 「みすぼらしく、バラバラで細かいという意味の『そぼろ』のようでも、自分たちが美しいと感じれば価値があるものになる」。ブランド名は山崎さんが考えた。

 休日を利用して愛知県の知多半島の海岸に出掛け、波や紫外線で劣化して小さくなったプラスチックごみを拾い集めた。持ち帰って洗い、色や大きさごとに分類。ネット上にある動画やブログを参考に作り方を勉強し、手芸用の道具や金具を組み合わせてアクセサリーを作った。

 和田さんが「自分たちが楽しい、かわいいと思わないと喜んでもらえないし、長く続かない」と話すように、デザインにこだわり、約3カ月かけて納得のいく商品を作った。現在、愛知県犬山市の貸しスペースや名古屋市の円頓寺商店街のマーケットに月に数回、出店している。ストローを断ったり、マイボトルを持ち歩いたりと、活動する中でメンバーの意識や行動も変わっていった。

 クラウドファンディングの支援者に贈る指輪、イヤリング、ピアスは14種類を用意した。目標金額は23万円。ホームページの制作費やパソコン、カメラの購入費、ネットショップの開設費に充てる。支援はクラウドファンディングサイト「CAMP FIRE」で募っている。

 山崎さんは「多くの人が環境問題の大切さを分かっていても興味が持てないのは、堅苦しくて楽しくないからでは。自分もそんな一人だった」と言い、「ポップな感情に乗って、環境問題への意識を広めていきたい」と支援を呼び掛けている。


カテゴリ: 社会 経済