大垣駅前に爽やかな声響く DJポリス交安啓発

2019年09月26日 08:48

明朗な語り口で、通勤通学者に交通安全を呼び掛ける「DJ交通ポリス」の坂井田和代巡査(左)=大垣市林町、大垣駅前

明朗な語り口で、通勤通学者に交通安全を呼び掛ける「DJ交通ポリス」の坂井田和代巡査(左)=大垣市林町、大垣駅前

 「高校生の皆さん、学校までの道中、気をつけて登校してくださいね」―。25日朝、岐阜県大垣市林町の大垣駅前に交通安全を呼び掛ける爽やかな声が響いた。マイクを握ったのは、大垣署が「DJ交通ポリス」として任命した交通第1課の坂井田和代巡査(23)。キャッチフレーズを織り交ぜた明朗な語り口で、通勤通学者らに注意を促した。

 「DJポリス」は軽妙な語り口で人を誘導する警察官の愛称。県内で歩行者や自転車利用者の交通事故死者数が増えているため、大垣署は、新たな試みで市民らの注意を喚起しようと、交通安全に特化した「DJポリス」を県内で初任命した。交通課窓口での丁寧な応対に定評のある坂井田さんに白羽の矢を立てた。

 打診を受けた坂井田さんは「どんなものか想像がつかなかった」と発声練習や他のDJポリスの動画を見て研究。呼び掛ける内容も「短時間で分かりやすく伝わるように」と工夫を凝らした。

 迎えたデビュー当日の25日、坂井田さんは指揮官車の上で「交通マナー 守って安全 岐阜の道」と標語を用いて交通マナーを説いたり、並列で走る自転車を見かけると「一列で走ってください」とアドリブを入れたりして、磨いた話術を披露した。

 活動を終えた坂井田さんは「何回か危険行為を見かけたが、うまく指摘できなかったことが悔しい」と振り返った。次回は30日に、車の通行量が多い安八郡安八町で活動する予定。「運転者への呼び掛けは難易度が高い。より工夫を重ねたい」と意気込む。


カテゴリ: 政治・行政