長良川「全国花火大会」来年は中止 警備員確保が困難

2019年09月27日 08:33

 岐阜新聞社は26日、夏の風物詩となっている岐阜市・長良川の「全国花火大会」について、来年は開催しない方針を表明した。この日、同市内で開いた今年の花火大会の反省会で、参加した岐阜市などの行政機関、警察、消防などの関係機関、関係業者に来年の中止を伝えた。

 同社では全国花火大会について「設備、警備等の経費増加に加え、近年は自主警備と安全対策の強化が一段と求められる時代になってきている」とし、「来夏は東京オリンピックも開催され、地方でもこれまで以上に警備員確保が困難になることが予想され、費用面からも十分な安全対策がとれなくなる可能性がある」と説明、来年の中止に理解を求めた。

 全国花火大会は、終戦直後の1946(昭和21)年に全国煙火大会として始まり、平和の象徴と戦後復興のシンボルとして夏の長良川を彩ってきた。今夏で74回を数え、現在は岐阜新聞社、岐阜放送の主催。

 また、中日新聞社も同日の花火大会反省会の場で、来夏の「全国選抜長良川中日花火大会」を開催しない考えを明らかにした。


カテゴリ: 社会

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