貴重からくり時計500点 収集家が企画展

2019年10月03日 08:44

多種多様な時計のコレクションを出展した下村洋一さん=関市小屋名、県博物館

多種多様な時計のコレクションを出展した下村洋一さん=関市小屋名、県博物館

 古時計収集家の下村洋一さん(67)=岐阜県下呂市=所蔵の多様な時計を集めた企画展が、関市小屋名の県博物館マイミュージアムギャラリーで開かれており、来場者が時計の変遷などを感じながら、珍しいからくり時計に目を輝かせている。20日まで。

 下村さんは、46年間にわたり、掛け時計や置き時計、懐中時計など約1500点を収集。同館での展示は6年ぶり2度目で、今回はからくり時計を中心に、500点以上を出展した。

 会場には、日本では江戸時代中期に当たる1771年製造の懐中時計や、人の目が左右に動く仕掛け時計など貴重な品々が並ぶ。材質も陶器やガラス製などさまざまで、製造年と共に見ると、時計の歴史をひもとくことができる。

 その中でも、1時間経過すると分針が左から右へ一気に戻る国産のジャンプ時計は、1909年から2年間のみ生産された逸品で、国内の現存数はごくわずかという。下村さんは「時計職人が、いかに豊かな発想で作ったかが分かる品々ばかり。ぜひ足を運んでほしい」と話す。


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