数学の面白さ、児童体感 本巣市「ワンダーランド」開設

2019年10月08日 08:40

ビリヤード台で楕円の性質を学ぶ児童たち=本巣市上保、富有柿センター

ビリヤード台で楕円の性質を学ぶ児童たち=本巣市上保、富有柿センター

 「数学のまちづくり」を進める岐阜県本巣市は、数学の理論を体験しながら学べる「数学ワンダーランド」を同市上保の富有柿センターにオープンした。マンホールがなぜ丸いのかや二項分布とは何かなどを学べる約35種類の教具や装置などがある。

 施設は広さ約150平方メートル。ビリヤード台で球を転がして楕円(だえん)の性質を理解したり、勾配の異なる四つの滑り台から同時に球を転がしてサイクロイド曲線について学んだりする教具が並ぶ。くぎを打ち付けてある台に大量の玉を流し込んで二項分布の考え方を学ぶ教具もあり、数学の面白さと不思議さを体感できる。

 7日は一色小学校(同市見延)の5年生30人が訪れ、市教育委員会の職員2人の解説を聞きながら数学の理論を肌で感じた。参加した生徒は「普段の生活ではできないことを体験できてよかった」と話した。

 市は、数学者高木貞治(1875~1960年)の出身地として「算数・数学甲子園」を催すなど、数学によるまちづくりを推進している。市教育委員会は「ワンダーランドを数学を学ぶ拠点にしたい」と意気込んでいる。

 入場無料。開館時間は午前9時~午後5時、月曜日は休館。


カテゴリ: おでかけ 教育