陶磁器、優しい明かり 多治見オリベストリートにランプ設置

2019年10月08日 08:25

  • ランプシェードを披露する長崎恵美さん(左)と中津雅美さん=同 
  • 夕暮れ後に点灯したランプシェード=多治見市本町 

 岐阜県多治見市本町のまちづくり会社「華柳(はなやぎ)」や本町オリベストリート沿いの店舗で働く女性らが、陶磁器のランプシェード約60個を制作し、通り沿いに並べた。夜間になると柔らかい明かりが周囲を照らし、町の活性化に一役買っている。

 華柳スタッフの長崎恵美さん(59)によると、陶磁器販売店や飲食店が並ぶ同ストリートは約20年前に観光地として整備されたが、夜は開いている店が少なく人通りも少ない。暗い夜の通りを明るくしようと、同ストリートで働く女性らで組織する「織部なでしこ会」の女性、同市富士見町の作陶教室「ボイスオブセラミックス」のスタッフらが夏ごろからランプシェード作りを始めた。

 陶器と磁器のランプシェードの側面は、五平餅、とっくりなどの形にくりぬかれていて、同じ物は一つもない。太陽光電池を使い、夕暮れから午後9時ごろまで明かりがともる。約400メートルの長さがある同ストリートの店先や植え込みなどに今月1日に設置した。

 長崎さんは「見た人から早速、『きれいだね』といった反応が返ってきてうれしい」と喜ぶ。ボイスオブセラミックスのスタッフ中津雅美さん(37)は「ライトがきれいに見えるように試行錯誤してデザインを考えた。昼間はランプシェード単体の魅力を感じてほしい」と話す。

 ランプシェードは同市滝呂町の山愛製陶所も制作に協力し、最終的に計約70個の作品が通りに並ぶ予定。


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