畳で竜表現!デザイン畳販売「洋風住宅にマッチ」

2019年10月09日 08:09

竜を表現したデザインアート畳を披露した山田憲司さん=羽島市福寿町、羽島市民会館

竜を表現したデザインアート畳を披露した山田憲司さん=羽島市福寿町、羽島市民会館

 岐阜県羽島市竹鼻町の畳製造業「山田一畳店」は、さまざまな形のパーツ畳を組み合わせて、絵柄を表すデザインアート畳の受注製造、販売を始めた。同店経営者で畳デザイナー、山田憲司さん(36)は「1300年の歴史を持つ日本の畳で、このような形態は例がない。洋風住宅にマッチし、海外に向けても売り出していく」と意気込む。

 羽島商工会議所が今月同市内で開いた中小企業を対象にした新商品・新サービス合同記者発表会で、山田さんは試作品として、竜の顔やうろこをデザインした8畳の畳を披露した。大小、さまざまな形のパーツ畳201個をパズルのように組み合わせた。パーツ畳の向きを変えることにより、い草の色の濃淡を表し、絵柄がくっきりと浮き上がる。

 工務店で設計などを担当していた山田さんは2年半前に退社し、実家の畳店の5代目に就いた。和風住宅の減少から既存の長方形の畳の需要が激減する状況を打破しようと、洋風住宅に合う変形畳を考案。工務店時代に培ったノウハウ、技術を生かし、これまで円形や三角形などを組み合わせた畳を、旅館や一般住宅に提案し、施工している。

 山田さんは「細かいデザインまで表現、製造できるようになった。インテリアとして畳の需要を増やし、そして柔らかいイグサの素材の良さを世界の人にも知ってもらい、海外にも展開していきたい」と話す。


カテゴリ: 経済