岐阜市中3転落死受け教育の在り方議論

2019年10月10日 08:21

 岐阜市立中学校3年の男子生徒がマンションで転落死し自宅からいじめをほのめかすメモが見つかった問題を受けて設置された市長の諮問機関「市公教育検討会議」の初会合が9日、同市司町のみんなの森ぎふメディアコスモスで開かれた。柴橋正直市長は「(中学生の死という)痛ましい結果を受け、市の教育を見つめ直すため会議をスタートする。自由闊達(かったつ)に議論してもらい、市のあるべき教育の姿について提言をまとめてほしい」と求めた。会議では公教育の在り方などについて話し合い、来年6月をめどに市長に答申する。

 会議は、医療や教育などの専門家やPTAの代表ら8人で構成。月1回開き、子どもたちが互いを大事にする学校風土の醸成や、不登校の子どもたちの教育機会確保といった学びの在り方のほか、教員の働き方改革、地域との関わりなどについて意見を交わす。

 会議の答申を受けて、総合教育会議で市長と市教育委員会が協議し、教育大綱の見直しや教育施策の内容を検討する。

 この日の会合では、委員から「子どもたちの生きづらさがどこにあるのかを深掘りしないといけない」「学校がやらないといけないことが多く、工夫すべき」などの意見が出た。


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