関市消防団に女性分団誕生 独自の視点で啓発活動に力

2019年10月13日 08:24

女性ならではの視点で活動に取り組む関市消防団女性分団のメンバー=関市若草通、市学習情報館

女性ならではの視点で活動に取り組む関市消防団女性分団のメンバー=関市若草通、市学習情報館

 岐阜県関市消防団(多田壽夫団長)は今月、女性のみで編成する分団を発足させた。女性分団の立ち上げは市内では初、県内44消防団の中でも3番目の先進的な取り組み。近年、消防団員の減少が地域防災力を考える上で大きな課題となる中、女性ならではの視点でPRや啓発活動などに取り組む。

 新たに発足した女性分団は、「板取女性防火クラブ」の流れをくみ、2005年の全国女性消防操法大会で4位になった「板取女性消防団員」と、市内企業から選出された女性で組織する「T-SELF(ティー・セルフ)」の計22人で編成。今後、新規入団者を募る計画もあるという。

 同市若草通の市学習情報館で行われた結団式には、消防団員ら約200人が出席。尾関健治市長や多田団長が「(分団の設立は)多様性の時代を象徴する出来事。地域の防災リーダーとなってほしい」と口々に激励した。和田禮子分団長は「関女(せきじょ)」と書かれた纏(まとい)を受け取り、「奉仕の精神で消防団活動の遂行に努める」と力強く宣誓した。

 結団式後、和田分団長は「市消防団の活性化のためにも、市消防操法大会への出場も検討していきたい」と積極的な活動に意欲を示した。


カテゴリ: 政治・行政