農業生産国際規格ASIAGAP取得 郡上高生のシイタケとジネンジョ栽培

2019年10月13日 08:32

ASIAGAPを取得した郡上高校の生徒たち=郡上市役所

ASIAGAPを取得した郡上高校の生徒たち=郡上市役所

 郡上高校(岐阜県郡上市八幡町小野)森林科学科の3年生が、シイタケとジネンジョの2品目で、食の安全性や環境に配慮した農業生産工程管理(GAP)の国際規格「ASIAGAP」を取得した。同校によると、この2品目での同規格取得は全国の高校で初。生徒たちは「安心、安全な食材として多くの人に食べてもらいたい」と話している。

 GAPは食品安全、労働環境、環境保全に配慮した「持続可能な生産活動」を第三者機関が認証する制度。国際規格のグローバルGAP、国内規格のJGAP、県GAPなどがある。県内でASIAGAPを取得したのは3団体目。

 取得に取り組んだのは森林科学科の栽培研究専攻班の8人。昨年度の3年生が同校の原木シイタケのおいしさを広めたいと始めた活動を受け継いだ。シイタケは約千本の原木、ジネンジョは種芋350本を使い、いずれも校内で栽培している。衛生管理など現場での取り組みのほか、資料作成にも苦心して、今年9月に認証を獲得した。

 生徒らは郡上市役所を訪れ、日置敏明市長に取得を報告。生徒たちは「安心、安全の証明になるので、売る場所を広げていきたい」、「他の農産物でも取得して郡上高の農業を発信していきたい」などと語った。


カテゴリ: 教育